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防災にそなえる生活用品|まず用意したい基本のグッズ

いざというときのために、何を用意しておけば安心?防災の基本となる生活用品を、初めての方にもわかりやすくリストにまとめました。今日から少しずつそなえましょう。


防災は、「いつか」ではなく「今のうちに」少しずつそなえておくことが大切です。まずそろえておきたい基本の生活用品を整理します。

まず用意したい基本グッズ

最低限そろえておきたいものを、カテゴリ別に確認しておきましょう。

  • 飲料水・保存できる食料 — 数日分を目安に
  • 明かり — 懐中電灯やランタン、予備の電池
  • 携帯トイレ — 断水のときに役立つ
  • 衛生グッズ — マスク・除菌シート・ウェットティッシュ

飲料水はどれくらい必要?

一般的に、1人1日あたり約2〜3リットルの飲料水が必要とされています。家族3人なら3日分で18〜27リットルの目安です。ペットボトルの水は重くてかさばるため、最初から全量そろえようとすると続きません。2リットルのペットボトルを数本買い足していくところからはじめると無理なく増やせます。

明かりは種類を使い分けると便利

懐中電灯は手に持って使うぶん、両手がふさがります。ランタンタイプは部屋全体を照らせて使い勝手がよく、停電中の食事や就寝時に重宝します。ヘッドライトは作業や避難移動のときに両手を使えるので持っていると安心です。電池式を選ぶ場合は、単3・単4など使い回しやすいサイズを統一しておくと予備電池の管理が楽になります。

携帯トイレは意外と見落とされがち

断水時は水洗トイレが使えなくなります。マンションの高層階では、給水が復旧しても排水管の確認が取れるまでトイレを使えないこともあります。携帯トイレは1人あたり数日分を目安に、家族の人数分×日数でそろえておきましょう。使い方は袋に凝固剤が入っているシンプルなものが多く、初めてでも迷わず使えます。

衛生グッズは「清潔を保つ」が目的

断水や避難所生活では手洗いが難しくなります。アルコール除菌シート・ウェットティッシュはそのまま手や顔を拭けて衛生管理に役立ちます。マスクは感染症対策だけでなく、粉塵や煙を防ぐ場面でも活躍します。生理用品や赤ちゃん用おむつが必要なご家庭は、それぞれの必要量もあわせて見直しておきましょう。

持ち出し用にまとめておく

いざというとき、すぐ持ち出せるようにまとめておくと安心です。

  1. リュックに必要なものを入れておく
  2. 玄関など、すぐ取れる場所に置く
  3. 半年に一度、中身を見直す

持ち出し袋に入れておきたいもの

避難時には両手を空けられるリュックが最適です。中に入れる品物は「72時間(3日間)をしのぐ」ことを目標にそろえます。

  • 飲料水(500mL〜1Lを数本)
  • 非常食(カロリーメイトや乾パンなど軽くてそのまま食べられるもの)
  • 懐中電灯・ヘッドライト・予備電池
  • 携帯充電器(モバイルバッテリー)とケーブル
  • 救急セット(絆創膏・消毒液・常備薬)
  • 雨具(コンパクトなポンチョが便利)
  • 現金(小銭も含む。停電時はカードが使えないことがある)
  • 身分証明書・保険証のコピー
  • 携帯トイレ・ウェットティッシュ・マスク

リュックの重さに注意

すべて詰め込もうとすると、リュックが重くなりすぎて持ち出せなくなります。大人が長時間運べる目安は10〜15kg程度。高齢者や子どもがいる場合は、それぞれが自分で運べる軽めのリュックを準備しておくと安心です。「本当に必要なもの」に絞ることが大切です。

置き場所は「迷わない場所」に

玄関のシューズボックスの上、廊下の棚の一角など、家族全員が「ここにある」とわかる場所に固定しておきましょう。クローゼットの奥や押し入れの中だと、いざというとき探す時間がかかります。

日用品を「少し多め」に

特別な備蓄品をそろえなくても、ふだん使う日用品を少し多めに買っておくだけでも、立派なそなえになります。

使ったら買い足す「ローリングストック」なら、無理なくそなえを続けられます。

ローリングストックとは

ローリングストックとは、日頃から多めにストックしておき、使った分だけ補充していく方法です。「消費期限が切れてもったいない」「いつ買い足せばいいかわからない」という悩みが減り、自然と一定量のそなえが維持できます。

たとえば、缶詰・レトルト食品・インスタントラーメンを、いつもより2〜3個多めに棚に置いておく。消費したら次の買い物のときに補充する。これだけで食料の備蓄が成立します。

日用品のローリングストック例

品目 目安のストック量
トイレットペーパー 1〜2パック多め
ティッシュ 2〜3箱多め
ボディソープ・シャンプー 詰め替え1個多め
歯みがき粉 予備を1本
生理用品 1パック多め
おむつ(必要な方) 1袋多め

特別なものをそろえようと思わず、「いつものもの」を「ちょっと多めに」という感覚が長続きのコツです。

食料のローリングストック例

  • 缶詰(ツナ・さばみそ・焼き鳥など)
  • レトルトご飯(常温で保存できるパックタイプ)
  • インスタントみそ汁・スープ
  • 乾めん(そうめん・パスタ)
  • 乾パン・クラッカー
  • チョコレート・飴(カロリー補給と気分転換に)

食べ慣れたものを選ぶのがポイントです。慣れない非常食は体調が悪いときに食べにくいこともあります。

そなえるときに気をつけたいこと

初めて防災グッズをそろえるとき、ありがちな落とし穴も知っておきましょう。

「まとめて買おう」と先送りしない

「まとめて防災セットを買おう」と思うと、なかなか動けません。まず飲料水だけ、次に懐中電灯だけ、というように一品ずつそろえていく方が続きます。防災セットは便利ですが、家族の人数・生活スタイルに合わないものが入っていることもあるため、中身を確認して足りないものを補うのがおすすめです。

消費期限・使用期限を確認する

電池は使わなくても自然放電します。懐中電灯を取り出したら電池が切れていた、というケースはよくあります。半年に一度の見直しのタイミングで、電池の残量・飲料水や食料の消費期限・薬の使用期限をチェックする習慣をつけましょう。

家族全員が場所を知っている状態にする

持ち出し袋の場所や、備蓄品の置き場所を家族全員が把握していないと意味がありません。「ここに防災グッズがある」ということを家族で共有しておきましょう。子どもがいる家庭では、子ども自身が使い方を知っておくことも大切です。

よくある質問

Q. 防災グッズはどこに売っていますか?

ホームセンター・薬局・スーパーの日用品売り場・100円ショップなどで購入できます。携帯トイレや防災ランタンは、最近は大型スーパーでも取り扱いが増えています。まずは手に入りやすい場所から少しずつそろえてみてください。

Q. 賃貸に住んでいますが、大きな備蓄はできません。何を優先すればいいですか?

スペースが限られる場合は「3日間しのぐ」ことを最優先にしてください。飲料水・携帯トイレ・懐中電灯・モバイルバッテリー・最低限の食料があれば、緊急時の初動はカバーできます。かさばるものはコンパクトなタイプを選び、収納スペースを圧迫しない工夫をしましょう。

Q. 高齢の親がいます。特別に用意するものはありますか?

常備薬のストックを多めに(かかりつけ医に相談した上で)、お薬手帳のコピーを防災袋に入れておくことが重要です。補聴器の電池・義歯ケア用品なども必要に応じてそろえておきましょう。また、避難時に自分でリュックを運べるか確認し、必要であれば軽量版のセットを別途用意しておくと安心です。

まとめ

防災は、基本のグッズを少しずつそろえることから。「完璧にそなえよう」と気負わず、まず一品からはじめてみてください。衛生グッズは衛生用品の記事一覧、ほかの生活用品は生活雑貨の記事一覧もどうぞ。

#生活雑貨#防災#そなえ

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